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「頭が良い人って、どんな人だろう？」


よく「あの人は頭がいい」とか「頭が悪い」とか言ったりしますが、
頭が良い人とは、一体どんな人のことを言うのでしょう？

頭が良い人と、そうでない人の違いはどこにあるのでしょう？

世間一般で言う「頭の良い人」というのは、この「分ける」と「つなげる」が
うまい人とも言えるでしょう。

どういうことなのかといいますと・・・


分けるというのは、目の前のことを分類したり、分割したりすることで
あります。

親が料理の時に、材料を包丁で食べやすい大きさに切ったり、

上司が仕事のカタマリを、部下に作業しやすいように割り振ったり、

教師がむずかしい事柄を、わかりやすく噛み砕いて説明したり・・・etc


常々思うのですが、人の上に立つ仕事というのは、ひと言で言うと
この「分けること」ではないでしょうか？

分けるのがうまいお父さん、お母さんだと、子どもは生活しやすい
でしょうし、

分けるのがうまい上司だと、部下は仕事がしやすいでしょうし、

分けるのがうまい教師だと、生徒は学ぶのが楽しいでしょう。


逆に・・・

分けるのがヘタなお父さん、お母さんだと、子どもは生活しづらい
でしょうし、

分けるのがヘタな上司だと、部下はうまく仕事が回せないでしょうし、

分けるのがヘタな教師だと、生徒は勉強がイヤになってしまうでしょう。



「分ける」という言葉は、「分かる」つまり理解するという言葉に
通じていると言われています。

つまり「理解した」ということは、「頭の中で情報を分類できた」と
いうことであります。

理解が早い人、きちんと理解できる人は、この「分ける」のがうまい
と言えるでしょう。


おそらくみなさんも日常の中で、無意識のうちに「分ける」という
ことをたくさん行なっていると思います。

過去の体験や日常の中で「分ける」ということがキチンとできて
うまくいったことにどんなことがあるでしょう？

逆にうまく分けられなくて、うまくいかなかったことに
どんなことがあるでしょう？


そして、今日はどんなことを分けますか？


★今朝の「天才のヒント」より抜粋